「手術で出血が止まるか検査します。」
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手術の時に血液がきちんと止まるか確認する機械です。
手術時に大きな血管からの出血は、糸で結んだり、電気メスで熱凝固により止めますが、細かな血管からの出血は自然に止まります。
特に口の中の手術では電気メスでの処置よって傷の上がりが悪くなってしまいますので、自然に血が止まってくれないとこまってしまうのです。
今まではこの検査を外注検査に頼んでいたのですぐに結果がでませんでした。大きな手術の際にはすぐに対応できず困っておりました。
これからは病院内で迅速に検査ができます。
「新しくなり、画質と使い勝手が良くなりました」
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機械全てを総入れ替えしました。
機械を初めて導入してからすでに10数年経過しております。コンピュータはこの十年でずいぶんと進化しております。
その進化のおかげで大分使い勝手が良くなり。診断の手助けをしてくれています。
「臓器の断面を体に傷をつけることなく観察できる機器」
こちらも結構前に新しい機械に変わりましたが、ホームページの更新を怠っておりました。
超音波エコー検査はCTやMRIと違って骨などの硬いものの中身や、肺などの空気があるところは観察できません。
しかし、おなかの中身や、心臓などの観察にはとても便利なツールです。よほど大暴れでもしない限り、麻酔などの必要はありません。動画が見られること、液体の流れが速さが測定できるところは重宝しております。
当院では聴診器を当てるように頻繁に超音波検査を実施して、診断精度をあげる努力をしています。
「血液中の細胞(赤血球や白血球)の数を数える機器」
血液の中の細胞を自動計測する装置です。
体中の酸素を運搬する赤血球、細菌などの感染により増加する免疫を司る白血球、そして出血を押さえる時に必要な血小板の数を測定します。
以前(開業当時)は顕微鏡を覗きながら数を数えたものです。
今はこれ無しでは仕事になりません。
しかし今でも顕微鏡を覗くこともあります。
それは明らかに数値がおかしいときです。
器械だけに頼らず、自分の目で確認することが大事な時もあるのです。
「内臓の異常を見つけ出す」
開業以来頑張ってくれていた、先代の機械はついに壊れてしまい、先日新しい機械になりました。
糖尿病、腎臓、肝臓などの内臓の病気を見つける装置です。
よく我々も健康診断を受けたときに検査結果の書かれた紙をもらいますが、それに記載されているものと同じ内容です。
動物も人間と同じような項目、例えば血糖値、クレアチニン、GOT、ALP、γ-GTPなどの検査を行います。
院内で行うことができるので、その場で検査結果に基づく治療がすばやく行えます。
「いわゆる顕微鏡」
よく、理科の実験の時などに使う顕微鏡です。
便や尿の検査。血液の細胞の検査。腫瘍の針生検によって採取された細胞などの観察に使用します。
開業当時の顕微鏡は性能があまりよくありませんでしたが、このオリンパスの顕微鏡は視野の端から端までとても綺麗に見えます。
色々とカスタマイズしてもらっておりまして、画像もデジカメで保存できるようになりました。